知らぬ間に栄養を捨てていた!?劇的に栄養素を摂取できる~調理方法~

健康

調理方法の常識が、栄養素を捨ててしまっている事をご存じでしょうか。

熱に弱い。水に溶けやすい。など成分によって弱点があります。

全てを理解するとなるととても大変ですよね。

ですので、自分が普段よく食べる食材の調理法に目を向けてみましょう。

ダイエットに効果絶大

ダイエットをされている方は特に気にしてみてください。

ダイエットをする際、多くの方は特に食べる物を気にされますよね。

この食材は太りにくい。この食材は、○○という成分が入っているからこんな効果がある。など。

ダイエット=食べない・炭水化物を抜く

と考える方も多いのではないでしょうか。

実際、食事の量を減らし、炭水化物を抜けば体重は減ります。

しかしこの方法は、かなり危険なダイエット方法です。

栄養が足りず、体調不良や肌荒れといったダイエットとはまた違う問題が増えてきます。

さらに、代謝も落ちて脂肪を燃焼しにくい体にします。

見た目が細くても、肌が荒れており体調が悪いと気分も上がりません。

最近では、健康的に痩せられる ”食べるダイエット法” など、いろいろな方法が出ていますね。

食べるダイエット法は、食べるものや順番、糖質や脂質が少ない物など、摂取する物がポイントです。

しかし、本当に食材の栄養をしっかり摂取できているのでしょうか。

調理過程で食材の栄養を捨ててしまっていませんか?

せっかく食事に気を付けているのに、栄養を摂取できていないとなるとダイエット中は健康面で危険です。

そこで今回は ”ダイエット” ”美肌” ”美髪” ”整腸” といったオールマイティーな食材の調理方法をご紹介いたします!

今回紹介するのは、おなじみの「昆布」です!(笑)

昆布の調理方法

昆布の詳しい効果効能については下記記事で紹介していますので、まず効果効能を知ってからこちらの記事を読まれることをお勧めします!

「昆布の栄養素がすごい!体の部位別効果とデメリット!」

今回、昆布の栄養をしっかり摂取できる調理方法は…

【出汁】

皆様は、昆布の出汁をどういう手順で摂られていますか?

よく知られている摂り方は、まず水の中に昆布を入れます。

そして火にかけて、沸騰する手前・沸騰してから昆布を取り出す。

これで味が出ているため、出汁が取れていると思いますよね。

味を感じると、栄養も水に溶けだしていると思い込んでしまいます。

しかし、栄養はあまり溶け出していないのです。

びっくりですよね(笑)

私は、これを知ってショックでした(笑)

実は、昆布のミネラルは ”加熱” するとほとんど溶け出さないそうです。

なので、出汁を摂った後にその昆布を食べずに捨てられる方は、たくさんの良い栄養素をほとんど捨ててしまっています。

では、このミネラルはどのように溶け出すのか。

それは、『水』です。

昆布水というものがありますよね。

出汁=昆布水 なのです。

昆布水

この昆布水は、とても健康にいい、美肌になると有名です。

そう。この昆布水こそが、ミネラルがたっぷり溶け出した出汁なのです。

昆布のミネラルは、火など何も使わず、水に入れておくだけで通常よりも

10倍摂取できると言われております。

その昆布水の作り方は至って簡単です。

昆布水(出汁)の取り方

  1. 昆布と水が入れられる容器を用意する。
  2. 水を入れ、その中に昆布を加えて冷蔵庫に最低3時間浸します。

これだけでOKなのです!!!!!!!

これだけで、ミネラルを10倍摂取できるのです!!

もう少し早く知りたかった~と思いながら、私は毎日寝る前にこの作業を行い、次の日にすぐ出汁を使えるように仕込んでいます。

保存期間は、冷蔵庫保管で約1週間はもちます。夏場はできるだけ早く使い切ってください!

昆布の栄養素はこちら↓

「昆布の栄養素がすごい!体の部位別効果とデメリット!」

でも凄いのは出汁だけではありません。

出汁を摂った後の昆布にもまだまだ沢山栄養が残っています。

出汁を摂った後の昆布には、水に溶けない抗アレルギー成分がたっぷり含まれており、食物繊維も豊富なのです。

ですので、出汁を摂った昆布を捨てるのではなくさらに調理をして有効活用しましょう!

出汁を摂った昆布をすぐに使わない場合は保存して取っておきましょう。

出汁を摂った後の保存方法

3㎝角くらいの使いやすい大きさに切り、冷凍するだけ!

「昆布の佃煮」「昆布ふりかけ」「塩昆布」いろいろなレパートリーがあるのでアレンジしやすいところも昆布の良い点ですね!

言い忘れるところでしたが、出汁を摂る際の注意点があります!

昆布の表面にある白い粉は、洗ってはいけません。

あれは、汚れやカビではなく、マンニットという甘味のある炭水化物の一種です。

良く絞った布などで表面を軽く拭く程度にしておきましょう。

美味しい出汁が取れる昆布

出汁をとるのに向いている昆布の種類もあるのです。

それは、「真昆布」「羅臼昆布」「利尻昆布」「日高昆布」の4種類です。

それぞれ味や香りが違うため、お好みの昆布を探すのもよさそうですね!

ちなみに私は真昆布が好きだったので、今はずっと真昆布で出汁を摂っています。

しかし、真昆布という同じ種類でもいつも食べている風味と違う事がありました。

同じ種類でも採れた場所や時期、海の深さなどによって味が変わるそうです!

このことを知ってからは、しっかり細かくチェックして購入しています(笑)

選ぶ際の注意したい点はまだあります!

昆布を選ぶ注意点

「煮昆布用」と表示されている・原材料に「醸造酢」など昆布以外の物が明記されている物は出汁を摂るには “向かない” 為お気をつけください!

私はこの昆布出汁のおかげで、便秘、むくみ、肌荒れが改善された上に、とても痩せやすくなりました。

便秘やむくみが治った事が大きいと思います。

人それぞれ体質が違い、合う合わないがありますが、私の体質上、健康とダイエットどちらも叶えるには、腸内環境を整える事が一番早かったのかもしれません。

私は、脂質制限や糖質制限、炭水化物を減らしたりと色々な事を試してみましたが、あまり効果はありませんでした。

足のマッサージをして寝ても、朝起きてからすでに足がだるい・靴下の跡がすぐ付く等、浮腫みもかなり酷かったです。

今考えると、調理方法で栄養素を捨てている事が多々あり、さらに腸内環境が悪い。

最悪のコンディションでダイエットを行っていました。

それは効果が多少あっても健康的とは言えませんね。(笑)

色々な方法のダイエットをしても痩せない。肌荒れが治らない。便秘が治らない。

こういうトラブルで悩まれている方は、是非調理方法を見直して、しっかり栄養素を摂取しましょう。

そして腸内環境を整えてみてください!

しかし食べすぎは禁物です!

昆布や海藻類にはヨウ素が含まれており、食べ過ぎるとガンになってしまうケースもあります。

下記の記事でまとめていますので、こちらもご参考になれば嬉しいです。

「昆布の食べ過ぎ・健康食品には注意!!ガンになる恐れも。」

今回は昆布の調理方法を紹介しましたが、まだまだ栄養素を無駄にしている調理方法が浸透してしまっている食材が多いので、是非皆様も気を付けながら栄養素を無駄にせず健康な体を目指しましょう!

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